今週のお題「秋の味覚」
わたしは食べることがだいすき。
だから作るのもすき。
秋は美味しいもので溢れてる。
中でも栗ご飯は母の味。
わたしの祖母が茨城出身だったので、毎年祖母の実家から美味しい大きな栗が送られてきていて、わたしたちもそれを分けていただいてた。
その栗で作った栗ご飯は格別に美味しい。
栗自体に濃厚な味があって、これを食べると秋だとカラダも実感するようだった。
祖母がなくなってそれも段々となくなってしまった。
寂しいような。
またあの味に出会いたいとおもう。
こうして秋になると栗ご飯とともに祖母の面影と子供の頃のわたしのわくわくしていた気持ちも蘇ってくる。
今ではわたしが母親になっていて、わたしの母がおばあちゃん。
娘も栗ご飯がだいすき。
きっと彼女にはこの味が思い出の味になるんだろうな。
いろんなことが移り変わりなくなっていっても、受け継がれていくものもあるってことを母になってまた深く気づいたよ。